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公開シンポジウム「京町家の未来を考える~歴史都市のマネジメント~」報告

日 時 :2024年12月14日(土) 14:00~16:40
会 場 :京都経済センター会議室3-F
参加者 :49名
パネリスト:
辻󠄀本尚子(公益社団法人京都府不動産鑑定士協会会長、不動産鑑定士税理士税理士)
西村孝平(株式会社八清・会長、京町家情報センター)
高木勝英(京都市都市計画局まち再生・創造推進室長)
小島富佐江(京町家再生研究会・理事)
コメンテーター:
後藤和子(摂南大学経済学部・客員教授)
寺崎友芳(京都産業大学経済学部・教授)
コーディネーター:
髙田光雄(京町家再生研究会・理事、京都美術工芸大学・教授)

2024年12月、年の瀬にもかかわらず、多くの方々にご参加いただき、シンポジウムを開催しました。歴史都市京都のありようが大きく変わっています。京町家の減少はとどまることなく、残ったものは飲食店に活用されるなど、住まいとしての京町家が失われつつあります。このような急激な変化によって、まちなかが住みにくくなり、京町家の維持継承がますます難しくなってきました。

2024年度、再生研では、財政学や経済学など多方面の専門家を招いて勉強会を開催し、これまでにはなかった厚みのある議論を深めてきました。今回のシンポジウムでは、居住者、不動産事業者、不動産鑑定士·税理士というそれぞれの立場から発言いただき、京都市担当者から施策の現状を伺う、というかたちで、積み重ねてきた成果を紹介し、参加者のみなさんと情報を共有する機会といたしました。さらにお二人の専門家からご意見、ご助言などを頂戴したあと、パネリストを中心に実現可能な方策について議論しました。

詳しいシンポジウムの内容や議論については、京町家通信 vol.137 の2ページ目をご覧ください。